皆さん、こんにちは。ふじたやすしです。
皆さんの中には、子育てについていろいろお考えの方もおられるかと思います。関連するニュース記事を見つけましたので、ちょっと引用してみます。
止まらない少子化:変わる子育て 孤立する母親に強いストレス−子育て:MSN 毎日インタラクティブ
◇「育児の相談相手いない」増加/「親子で生活時間同じ」傾向も−−原田・大阪人間科学大教授が分析本
1980年と、2002〜04年の2回にわたり、子育て中の母親を対象に大規模な調査を実施した原田正文・大阪人間科学大教授(精神医学)がその分析結果を「子育ての変貌(へんぼう)と次世代育成支援」にまとめ、出版した。約20年間に子育て意識や環境の変化について、原田教授は「母親たちは孤立し、非常に強いストレスを感じている」と指摘する一方、「親の生活スタイルに子どもを従わせようとする傾向が強まっている」と分析している。
ちょっとだけ話を変えます。
私が行っている会社のグループ全体で「人権標語コンテスト」なるものがありました。そこでの入選作に「子は親の敗者復活戦ではない」という作品がありました。
なんとなくどこかで見たようなフレーズという点はさておき、子どもの虐待などの事件に遭遇すると、子どもの人権が軽視されているところはじっさいあるんだろうなあと思わされます。
でも、突き詰めればそれは、親の「思い通りにならない」という気持ちにたどり着くと思うんです。
思えば、私のこれまでの一生は思い通りにならないことばかりでした。大学だって、本当は国立に行きたかったのに私立になったり、事務系のシゴトがしたかったのにエンジニアになったりと、まあいろいろです。
しかし、今となってみればそれらは全て人生の糧になっています。もちろん、今に至るまで辛抱したとかそういう大層なことは考えも及びませんでした。もともとこらえ性のない性格でしたし。
そして、そういう人生のところどころでクサってた私を暖かく見守ってくれた両親にも本当に感謝しています。
ところが、今では思い通りにならないことって、少なくとも消費生活においては実はあまりなかったりするんですね。ニンテンドー DS Lite だって、ちょっとだけ待てば割と簡単に手に入ります。あるいは定価よりも少し余計にカネを積めばすぐにでも買えます。
そんな生活に慣れた人たちがいきおい子育てを始めるとなると、さてどうしたら良いかわからない。子どもなんて、思い通りになる場合の方がむしろ少ないでしょう。そんなときでも接してあげなければなりません。まさに戦いですね。
昔は、両親、つまり子どものおじいちゃん・おばあちゃんとか、あるいは近所のおばちゃんとか、その戦いに加勢してくれる人がいっぱいいました。今ではなかなかそうもいきません。
でも、いわゆる核家族の歴史って、実はそんなに新しくはないんじゃないでしょうか。ちなみに、私も核家族育ちです。
ですので、子育ての相談相手がいないことが少子化の直接の原因というのには、「ちょっと違うんじゃないかな」という気がしてならないんですね。
じゃあ、何が悪いか。
少子化が悪いかどうかじゃなく、いったいぜんたい何が悪いのかということを考えた時に、ちょっとムズカシイ言葉を使えば「コミュニケーションの希薄化」ということを感じるんですね。
で、なぜそれが起きるかと言えば、まさに「思い通りにならない」からなんですよ。そう、子どもと相対する時の態度と同じですね。大人同士の人付き合いでも同じことを考えてる。
人生って、思い通りにならないから楽しい、思い通りにならないから一生懸命やる、それが「生き様」ってやつじゃん、と考えている私は古いヤツなんでしょうか。
こんど小学5年になるわが子は、最近は口ごたえをすることも多くなってきました。そんなときに妻はいちいち金切り声を上げています。でも私は「まあいいじゃん」と思っちゃうんですよね。
子どものくせに一所懸命自己主張しようとしてるなんて、かわいくてしょうがないじゃあないですか。
まあ、日本社会は自己主張の強いやつを叩くという傾向は半ば伝統的にありましたから、わが子がこのまんま大人になれば損をするだろうなという気はします。しかしながら、トンがったやつらにとってもう少し住み心地の良い未来になってくれたらとも願うんですね。
育児については書き始めると止まらなくなるのでこのへんでやめときます。なんだか尻すぼみなエントリになってしまいました。気が向いたら続きを書きます。
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