子どもが塾を辞めたいと言った、その理由は?
皆さん、こんにちは。ふじたやすしです。
先日、わが子が塾から泣きながら帰ってきました。いわく「塾を辞めたい」とのこと。
元々学習塾反対派だった私(ちなみに、小学校高学年の頃に英会話塾には行ってました)としては、まあ気持ちもわからなくはないと思いつつ、「続けることも大切だよ」と諭してみました。
そうすると、子どもは「だってパパやママと一緒にいる時間が少なくなってしまうもん」とさらに泣きました。う〜む、これを聞いて考えさせられましたね。
わが家は共働きということは、以前のエントリでも触れた記憶があります。
最近、わが子は塾の中でもクラスのランクが上がったため、16:30〜20:30 という長丁場に挑んでいます。その間の夕食の時間には、ちょうど職場から帰ってくる妻がおにぎりをこしらえて塾に届けに行きます。そうして 20:30 になったら妻か私のどちらかが迎えに行くというスタイルです。
とはいえ、私は最近はシゴトが忙しくてなかなか早くに帰れず、お迎えはほとんど妻に任せっきりでした。そして、私が帰った頃にはもう子どもは寝ているという状況が長く続いていました。
ここには、いくつかの問題があるかと思います。それを2つ3つ挙げてみることとしましょう。
- そもそも、そんなに長い時間(間に夕食を挟んでまで)塾に通うことは負担ではないか?
- 塾は、基本的に専業主婦世帯を対象としたサービス提供形態になっているのではないか?
- (塾に直接の関係のないところで)企業労働者の負担増が深刻化してきているのではないか?
これらを一つ一つ論じるにはスペースが足りないと思うので、機会があったときに別のエントリで書くこととします。
しかしながら、我々夫婦が日頃から薄々感じていた上記のような問題が、子どもからの訴えによって顕在化したと捉えることができるかと思います。
新しいマンションも、子どもはたいへん気に入ってくれています。だからこそ、一日のうちそこで過ごす時間をできるだけ長くしたいと思っているようです。
それも、家族がみんな一緒ならなお良いと。
まったく、教育というのは難しい問題です。学校、あるいは塾のクラスの中で競争させ、より良い成績を取るようにけしかけ、それからどうしようと言うのでしょう。
私は、率直に言えば「それは違う」と思うんですね。むしろクラスの中ではお互いにいいところ、あるいは悪いところを認めたり指摘したりし合いながら、共に成長していくのがクラスのクラスたる意義なんじゃないかと。
大人になりゃ、競争すべき相手なんて外にいくらでも見つかりますよ。
それまでの間にどれだけ多くの人と信頼関係を築けるか、それもどうやって幼いうちからそれをやるか、そして、どうやってそのスキルを身につけるかということが、小学生くらいの頃はとても大切だと思うんです。
子どもたちが成長し、将来ビジネス的に競争をしなければならない場面に遭遇するとしても、逆に頼りにできる人をどれだけ獲得できているかによって勝負の結果も違ってくるはずなんですね。
ところが、学校では表面だけの「結果平等」を求め、反対に塾では熾烈な競争を強いられる。これでは子どもはどうすればいいかわからないですよ。
人を注意してばかりの学級委員タイプと、ちょっとお勉強はできないけど気のいいタイプとどっちがいいかと言われれば、後者であることを否定する人はごく少数派に違いありません。
私は、わが子には将来力になってくれそうな知己たちを今のうちにより多く見つけておいて欲しいと願っています。だから、そのために学校だけでなく塾にも行かせることを承諾しました。競争することだけに意義を求める塾なら、そんなものには行かせません。
・・・ということを、子どもに説明した上で、もう少し続けてみては?というアドバイスをしたところ、わが子も納得してくれました。でも、ムリしなくったっていいんだよ。人生は勉強の連続だからね。パパだって、40 歳を過ぎても大学院に通って勉強してるんだからさ。

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